2026.6.24
グラフィックメイキング その2 〜棒人間が踊るうさぎになるまで〜
こんにちは。デザイン担当の橋本です。
今回は、昨年9月に投稿した「グラフィックメイキング」の第2弾!
〈幼稚園・保育園向け運動会のビデオパッケージ〉ができるまでをご紹介します。
…え?運動会のパッケージ?どっかで聞いた事あるフレーズ…
そう!(誰に返事している)昨年11月に「クレイジー8」というアイデア出しの手法で、運動会のパッケージ用にアイデアスケッチを描いているのです。
その時私は〈制限時間1分〉という短さを完全にナメきっており、見事に棒人間の運動会が出来上がってしまいました。
この時描いた8案から選ばれた一つが、実際にパッケージとして完成するまでを見ていきます!
⬇️今回選んだのは6番目の案。運動会といえば、なシーンを4つステッカーのように並べたものです。

左が1分で描いた棒人間で、右が「本当はこういう風に描きたかったのに、、、」という頭の中にあったイメージです。
①下書きを元に、パーツごとに分けて描いていく

スケッチを元に改めて下書きをし、スキャンしてパソコンに取り込みます。
編集ソフトで「目」「耳」「帽子」など、パーツごとに分けて描いていきます。写し絵のように自分の下書きをなぞっていく感じです。
この段階で「これは赤」「これは青」と色を決めてしまうと、イラストが増えていった時に全体のバランスが取りにくくなるため、私はいつもモノトーンにしています。
②配色を決めて、パーツごとに色を付けてみる

この作業に苦手意識がある私…。頭の中にある配色ってワンパターンになりがちで、いつも配色の本などを参考にしています。
決めたら決めたでその配色に縛られ過ぎたり、逆に色を使いすぎてゴチャゴチャになったり💦
今回は元気・ハツラツとしたイメージで色を付けていきます。
③パッケージに必要な文字をざっくり配置。イラストを分割する飾りの枠をプラス。

「どこの園」の「何年度の運動会」かなど文字情報をざっくり打ち込み、より完成のイメージに近づけます。このままだとイラストが大きすぎますね。
そして、スケッチで4匹のうさぎを区切っていた飾りの枠。そのままだとガチャガチャするので、ふにゃふにゃの可愛らしい形に変更(擬音が多くてすみません)。
④背景にイラストを追加。テクスチャを入れて変化をつける。優しく可愛らしい配色に変更。

ここで実際に使用するDVD・BD用のテンプレートにイラストを移動し、サイズの調整をします。
背景がさみしいので太陽などのシルエット、鉛筆でぬりぬりしたようなテクスチャも加え変化を付けます。
苦手な配色がここで足を引っ張る…。なんか色が濃くて目がチカチカする?紫が重いような。。。
もう少し親しみやすい感じがいいかな?と思い、より優しく可愛らしい配色にしました。結局ガラッと変えてもうた😂
⑤背景にイラストを更に追加。あしらいや飾りの文字も入れる。

背景に旗や紙吹雪のシルエットを加え、適度ににぎやかな感じを出します。
あともう少し遊び心やアクセントが欲しい…。
スケッチで書いていた「HASHIRU」「ODORU」…と密かに韻を踏んでいた4つの言葉達を、それぞれのふにゃふにゃの角に配置します。
なくてもいいけど、あると微笑ましい要素って大事だと思っています。
⑥背表紙と裏面の背景、プログラムを入れて完成✨

本のように立てて並べた時に見える背表紙の部分と、裏面のプログラムも入れていきます。
プログラムなどの文字が多い箇所は、「目にスッと入ってくるか」「読みやすいか(手に取る人が「読もう」という気になってくれるか)」を気にして作っています。
これで完成です!
作るものによって手順が違ったりはしますが、パッケージは私の場合はこんな感じでしょうか。
今回はうさぎのイラストをオリジナルで作りましたが、素材などを組み合わせることもありますよ!
実際にビデオがお手元に届いた時に、この記事を思い出してパッケージを観察してもらえたら嬉しいです✨