2026.9.9
デザイナーの夏休み日記 〜自由研究を通して感じたこと〜
こんにちは。デザイン担当の橋本です。
猛暑が続いた8月。こんなに暑いと夏が終わらないんじゃ…と思っていたら連日の雨☔️
このまま涼しくなってくれるといいなと思います🍂
今回は、日記シリーズの第2弾として、夏休み中の出来事を通して感じた事を書いていこうと思います。
🍧🌻夏休み日記はこんな流れ🍉🛟
▷息子、初めての自由研究。子も親も手探り状態で何とか終了…
▷そもそも「埴輪」ってなんで作られたの?土器・土偶との違いって?
▷大昔からあった人間の感覚。今も当たり前にある事にビックリ。
▷私たちの仕事に通じるものがあるかも?
▷息子、初めての自由研究。子も親も手探り状態で何とか終了…

お子さんのいるご家庭での夏休み中の大きな山といえば、宿題。小学校3年生になった息子は、今年から自由研究が始まりました。
テーマはいくつか候補があったのですが、冬頃から祖父母宅の畑で集めていた粘土で「埴輪(はにわ)」を作る事に決定。
それって理科?社会?それとも図工?と突っ込みたかったのですが、やりたい事にボーダーラインを引かない方がいいと思い、言葉を飲み込みました…。
あえて詳しい作り方を調べず進めたので、水を混ぜすぎた柔らか粘土になり、斜めに傾いた河童の埴輪が完成。
そしてモノを作るよりも大変なのが、スケッチブックにまとめる作業でした。
「このへんに写真貼って、そんでここに説明書く感じにする?」「え?うん。…てか、こんなに書くの?めんどくさッ。もう嫌や。」「ゲーセン連れて行かんよ💢(宿題が終わったら連れて行く約束)」
子は初めて、親は久々で正解がよく分からない。自由研究に真面目に取り組まなかった幼い頃の自分を恨む…。自由研究のノウハウが自分の中に皆無です。
準備不足で進めたせいで、両面テープがない、プリンタのインクがない、とたびたび中断💦
それでもなんとか夏休み終了の3日前にまとめることができました。
▷そもそも「埴輪」ってなんで作られたの?土器・土偶との違いって?

そもそも埴輪を作るきっかけになったのは、100円ショップで見つけたマスコットだったのかな?と思います。
「お母さん、何これ??」「「埴輪」だよ。昔の人が土で作ってたんやで。」という会話をしたのを覚えています。
息子は初めは「「土器」を作る!」と宣言していたのですが、話を聞いていると、イメージしているのは埴輪のあのどこか可愛らしいポカンとした顔のようでした。
これは、土器・土偶・埴輪の違いがイマイチ分かっていないようだ…私もだ。という事でAIにそれぞれの特徴聞いてみると、ざっくりとこんな回答でした。
〈土器〉
・主な用途は、煮炊き用の鍋、食器、貯蔵や運搬用の容器など
・墓に供える器や祭祀用の特別な土器など、儀礼的な用途の物もあり。
〈土偶〉
縄文時代に作られた土製の人形。女性の形が多く、魔除け・豊作・安産などを願って作ったとされている。
〈埴輪〉
古墳時代に作られた素焼きの土器。古墳に葬られる人が死後の世界で困らないよう、また権力を示すために古墳の周りに置かれたとされる。
◎「縄文=土偶」、「古墳=埴輪」と時代で区別するとよいでしょう。なるほど。AIさんいつもありがとうございます。
▷大昔からあった人間の感覚。今も当たり前にある事にビックリ。
それぞれの特徴を調べて驚いたのは、ただの道具として作っていた訳じゃないんだ!という事です。
土器は食器としての使いやすさに加え、模様・形・手触りにまで工夫があったとか。
土偶は生きる事に関する願いや祈り。埴輪は死者に対する思い。他にも色々な意味があるんだろう…。
「目に見えないもの」を土に込めて、こねて、乾燥させて、焼いて。何日も時間をかけて完成させる。
何でこんな事が誰に教わったでもなく出来るんだろう?
「○○○やからこういう形にするんや。」という意味付けや、「こうしたらいんじゃね?カッコよくね?」みたいな「工夫」が大昔からあるのもすごい。
「生きる事」が根底にあるからこそ出来た事なのかな?そりゃ、電気ガス水道、病院もスーパーもないなら、「明日無事に生きてますように…」って祈るわ。(例えがさ…)
大昔の人の創造性すげ〜よぉと、ひとり感動してしまいました。

そういえば息子は完成した埴輪の頭に、南天の葉をブッ刺して飾り付けていました🌱
理由を聞いてみたら、「なんか、オシャレになると思って。」そうそう!それこそが太古から長く残ってる人間の力!と強引に結びつけてみたり…
今の私達の中にも当たり前にある感覚という事に更にビックリしました。
▷私たちの仕事に通じるものがあるかも?

この驚きから数日間、何か伝えたいものがあるのに言葉にならず、「ブログが進まん💦」と悩んでおりました。
どう表現したらいいか分からないけど、写真や映像、デザインの仕事に通じてるものがある。
迷った挙句、またAIに「人はなぜ物や作品に願いや思いを込めるのですか?」という質問をしてみました。
いくつか答えを出してくれたのですが、一番しっくりきた物をご紹介します。
・人が物や作品に願いや思いを込めるのは、目に見えない気持ちを形にして残したいからです。
・誰かや未来とつながるため
作品や物には、自分の今の気持ちだけでなく、「誰かに伝えたい」「あとで思い出したい」という役割もあります。
作った人の思いが残ることで、受け取る人や後の世代にも意味が伝わります。
土偶や埴輪のように、昔の人が祈りや守りの気持ちを込めて作った例もあります。
つまり、物は単なる道具ではなく、人と人、過去と未来をつなぐ媒体にもなります。
なるほど‼️
写真や映像、デザインもこれに当てはまっているのでは?ちょっとスッキリした✨
「今の笑顔、親御さんが見たら喜んでくれるぞ!」とシャッターを切る。
集合写真では全員の顔がしっかり写るよう、立ち位置を丁寧に調整する。
生徒の皆さんが練習を重ね迎える運動会や文化祭の本番。感動のシーンをリアルタイムで届けるために、スタッフは事前に沢山の準備をします。
シャッターを切るほんの一瞬も、それまでの準備にも、ひとつひとつにスタッフの「残したい」「伝えたい」という思いが込もっていると思います。
個人的に卒業アルバムのデザインをする時は、「東海フォトから卒業生への最後の贈り物」だと思って取り組んでいます🎁
私達が手掛けた物が、手に取った人と大切な誰かを、また、過去と未来をつなぐ架け橋になっているといいなと思います。
AIさん、夏休み日記無事に終わりました。
ありがとうございます🙇♀️