2025.8.9
集合写真のあれこれ

数多の撮影での中でも、当社撮影の根幹の1つが、集合写真と言えるかもしれません。
そう、コレが『ひな段』です。900mm x 300mmの板を1〜4段の骨組みに階段状に組み、あらゆる人数に対応します。
イベントがあれば共に駆けつけ、全員集合すれば直ちに笑顔が並ぶ。そんな頼りになる機材です。
非常に丈夫なので100人乗っても大丈夫! ちょっと運ぶのは重いですけどね。
ひな段を利用して撮る理由は、全員しっかりお顔が写るように。この1点です。
ひな段の高低差だけでは、前後の重なるお顔が出てきてしまいます。それで、
前の人の頭の間にしっかり立っていただく事がキモになります。カメラマンは言葉と手で解りやすく誘導します。
顔の重なりには細心の注意を払いながらも、はっきりとした言葉と指示、照れずに明るくを心掛けます。
で、3枚目の写真が そのために手をヒラヒラしてる図です。ボクです。
踊っているのでは無いんですよ。全員の笑顔を捉えるのに重要な動きなのです。 ホントです。
今回のような吹奏楽コンクールですと、10〜80人規模の集合写真を、1日で最大約40団体。限られた時間の中でも、流れるような段取りと的確な声かけで、全員の笑顔をしっかりと撮影させていただきました。