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2025.9.23

『中部日本吹奏楽コンクール』カメラマンになってわかった、見えない裏側②

先日、中部日本吹奏楽コンクールの撮影に行ってきました!

 

私自身、学生時代の6年間吹奏楽部に所属していて、このコンクールにも出演したことがあります。

まさか、今度は“撮る側”として関わる日が来るとは思っておらず、感慨深く、ちょっぴり不思議な気持ちです。

カメラマンになって撮影に行くことで、当時の自分は考えたこともなかった撮影の裏側を知ることができました。

 

1日目の撮影は午後からのスタートでしたが、午前のうちから重い三脚や照明・集合写真を撮るためのひな段などたくさんの機材を運んだり、セットを組んだり、カメラをセットし位置や明るさを何度も調節したり、、、、、シャッターを切るまでにたくさんの準備があることを知りました。

撮影中は演奏が終わり肩の力が抜けた学生たちの姿を見て、当時の自分と重なりました。また、偶然にも学生時代の恩師と再会することもでき、自分にとって懐かしくうれしい時間になりました。

 

撮影に行く前ふと思い立って、自分が学生時代に撮ってもらったコンクール写真を見返してみました。この時の1枚は今でも大切な思い出です。でも今回の経験を通して、その写真1枚1枚の背景には、当時のカメラマンの方々の想いや努力が詰まっていたんだと気づきました。そう思うと、その写真がより一層愛おしく感じられました。私が今回撮影した写真も、誰かにとっての大切な1枚になってほしいな、、、そう思いながら、1枚1枚に心を込めてシャッターを切りました。今、吹奏楽部としてがんばっている学生たちが、大人になっていつか振り返ったときの宝物になりますように!