2025.9.12
グラフィックメイキング✂️💻🎨
こんにちは。デザイン担当の橋本です。今回は、ひとつのグラフィックがどのような流れで完成したのかを、実際の作業中の画面と共にご紹介していきます!果たして、ちゃんとお伝えする事が出来るのだろうか…。
❶まずはスケッチを描く✍️
今回制作したのは、「マーチングコンテスト」のデザインプリント用背景グラフィックです。「マーチング」と聞いて思い浮かべるのは、計算された乱れのない動き・フォーメーションの美しさ。そして動きながらの演奏なので、テキパキ・アクティブな感じ。出場される皆さんのユニフォームも色鮮やかです!そういったイメージから、「幾何学的なパターン・パキッとした色使い」という方向性で進めることにします。
❷グリッドを引き、パーツを作る
作業する画面に正方形のグリッドを引き、円、三角形、曲線などの形を作っていきます。後の作業でパーツが足りなくならないよう、「少し種類多いかも?」ぐらいに用意しておきます。
❸パターンの素を考える🧐
〈❷〉の、グリッドだけが引かれた状態の画面をプリントアウトし、直接パーツを描き込みます。
もう一度スケッチです。ここ、いいなぁ!と思った部分をパターンの「素」として採用します。
❹実際に並べて「素」を作る✂️
作業画面に戻り、パーツをスケッチ通りに並べていきます。並べ終わり、ボーッと画面を眺めていたら、「あれ?これ音符っぽくね?」と気付き少しテンションが上がりました🙌
❺「素」を並べてパターンにする
先程、偶然出来上がった幾何学音符。今度はこれを繰り返し並べていきます。今回は下に1/3ずらして並べてみました。隙間やズレが生じないよう、細かくチェックしながら進めます。
❻音楽要素と飾り文字をプラスする🎶
「うーん、なんか物足りないなぁ。」と思い、トランペットのシルエットとイベント名(英語にしたもの)を付け加えます。地と図を切り替えて、見える・読めるけどメリハリも出るようにします。
❼色を付ける🔴🟡🔵
全部白では単調なので、色を付けます。パキッとアクティブな感じ、出てこい!!
❽テクスチャを付け、微調整
青のべた部分に少し奥行きを出すため、画用紙のようなテクスチャを加えます。あとは濃度などを微調整します。
❾文字部分もテイストを合わせる
イベント名、日時、場所が入る部分もパキッと・四角くしてみました。
✨…完成です…✨こう見るとスムーズに進んでいるように見えますが、効率は…いいとは言えないと思います😂先を見越した処理が出来ず、やり直したり…要らないと思い消したレイヤーがやっぱり必要だったり…日々、学びの連続です✏️
自分の言葉で説明して振り返ることで、今後への改善点も出てきました✨これからも頑張っていきたいと思います💪